SNSとは?えすえぬえす
略語の意味
SNS=Social Networking Service
利用者どうしがつながり、投稿やコメントで交流するインターネット上のサービス
- Social
- 社会の・人とのつながりの
- Networking
- つながりを作ること
- Service
- サービス
SNSとは、利用者どうしが関係をつないで交流する会員制のWebサービス。プロフィールを登録し、友達やフォローという関係を作り、投稿・コメント・共有によって情報が人づてに広がる。発信者の記事が主役であるブログと違い、誰と誰がつながっているかという関係そのものが情報の届き方を決める。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
Webの初期、情報は自分で検索して取りにいくものだった。誰が書いたか分からない情報の信頼性は判断しづらく、同じ関心を持つ人と出会う手段も乏しかった。人間関係をそのままデータとして持ち、つながりのある相手の投稿を優先して見せる仕組みを作れば、この二つを同時に解ける。関係を基盤に据えたことが、口コミの伝わり方や広告の当て方まで変えることになった。
具体例
LINEヤフーのLINE、MetaのInstagram、仕事のつながりに絞ったLinkedInが代表例で、企業は公式アカウントで顧客と直接つながる。SlackやMicrosoft Teamsのように、同じ仕組みを組織の内側へ閉じて使う例もある。
試験での引っ掛け
電子掲示板が匿名で誰でも書き込める場であるのに対し、SNSは会員登録と関係の登録を前提にする。CGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア。利用者が投稿した内容でできているメディア)はSNS・ブログ・レビューサイトなどを含む上位の概念で、SNSと同義ではない。関心の近い意見ばかりが届くエコーチェンバーが起きやすい点も、弱点として出題される。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問4(IPA)
A商店街では、インターネット上にサイトを作り、商店街のプロモーションを行うことにした。サイトに組み込むことによって、顧客とのコミュニケーションの向上が期待できる…
正解:SNS
要点:顧客との双方向の交流を生むのはSNS。SCM・SQL・SSLとは目的が違う
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、利用者同士が情報を発信し合い、コメントや共有を通じて双方向にやり取りできる仕組みである。商店街のサイトに組み込めば、顧客の声を直接受け取り返答できるため、コミュニケーションの向上が期待できる。他の選択肢は供給網管理、データベース操作言語、通信の暗号化であり、いずれも顧客との対話を生む仕組みではない。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問4(IPA)
SNSを企業内に導入する目的として、最も適切なものはどれか。
正解:ネットワーク上のコミュニティの場を通じて、業務上有益な人脈を形成する。
要点:社内SNSの狙いは交流を通じた人脈と知識の共有
SNSは利用者同士がつながり、情報交換や交流を行う場を提供する仕組みである。企業内に導入する狙いは、部門や役職を越えた社員同士のつながりを作り、知識や人脈を業務に生かすことにある。日程調整はスケジューラ、遠隔会議はテレビ会議システム、承認手続の電子化はワークフローシステムが担うので、目的を取り違えないようにしたい。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問19(IPA)解説で登場
インターネットで用いられるSEOの説明として、適切なものはどれか。
正解:利用者がインターネットでキーワード検索したときに、特定のWebサイトを一覧のより上位に表示させるようにする工夫のことである。
要点:SEOは検索結果で自社サイトを上位表示させる工夫
SEO(検索エンジン最適化)は、検索結果の一覧で自社サイトがより上位に表示されるように、コンテンツや構造、リンクなどを工夫する取り組みである。検索から流入する訪問者を増やす狙いがあり、広告枠を買う手法とは区別される。他の選択肢は暗号化通信、SNS、戦略情報システムの説明であり、いずれも検索結果の順位とは関係がない。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)
SNSをマーケティングに活用した事例として、最も適切なものはどれか。
正解:書込み機能を利用して、登録会員に自社商品の評価内容を記載してもらう。
要点:SNS活用の核は利用者の書込みによる評価・口コミの獲得
SNSは利用者どうしが情報を書き込み共有できる場であり、その双方向性を生かして会員に自社商品の評価を投稿してもらう取り組みは、SNSならではのマーケティング活用にあたる。口コミが他の利用者へ広がる効果も見込める。決済と受け渡し、検索順位の対策、価格設定はいずれもSNSの機能を使った施策ではない。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)
ソーシャルネットワーキングサービスの利用事例はどれか。
正解:登録会員相互のコミュニケーション及び企業と登録会員のコミュニケーションの場や話題を提供することで、顧客のブランドロイヤルティを向上させる。
要点:SNSは会員間の交流の場を提供し企業の顧客接点にもなる
SNSは、登録した利用者同士がプロフィールや投稿を通じて交流する場を提供するサービスである。企業が公式アカウントで会員と直接やり取りしたり話題を提供したりすれば、ブランドへの愛着(ブランドロイヤルティ)を高める施策として活用できる。したがって会員相互および企業と会員のコミュニケーションの場を提供する例が該当する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。